開かれたマイニングマシンの可能性
GPUマシンNo.1企業ゼロフィールドのトップに訊く(1)
仕事で頑張る余地がないことから1年足らずで退社
新卒でNTTデータを選ばれたのはどういう理由からですか。
平嶋 単純にシステム系の会社で最大手で人数が多いからという理由です。元々、出世したいという目的意識があったので、NTTデータの社長になれば、数万人の部下ができるかなと考えたんですね。
入社してみていかがでしたか。
平嶋 金融系システムに配属されたのですが、たとえばシステム変更の際には、差分を印刷して、なんでここを変えたかっていうのをペンで書いて、そこにハンコを押して、全部ファイリングして上司に提出するという、すごいレガシーなことをやっていました。それ自体は面白い経験だったなとは思っています。
ずいぶんアナログですね。
平嶋 一番辛かったのは、仕事で頑張る余地がないことでした。入社して半年後の事業部長との面談のなかで、「もっと働きたいんですけど残業させてもらえないですか」と切り出したときに、「早く帰れるんだから、自分で勉強したり、外部の勉強会に行って学べばいいんじゃない」みたいなことを言われて。自分が求めているものはそれじゃなくて、仕事で使うスキルを身につけたかったので、転職活動を本格的にやり始めました。自分より7歳~10歳ぐらい上の上司は、若い頃に頑張って働いて、それなりのポジションを掴んでいるのに、自分たちは頑張る余地すらなければ、どうやってこの人たちを追い抜くんだろうと不満が溜まっていたのですね。ただし、その頃、同期の1人が転職して、自分も転職すると真似したみたいに思われるのも癪だったので、一旦ストップして、年明けから本格的に転職活動を始めました。
そこからゼロフィールドの起業につながるのですね。
平嶋 面接予定の会社のCTOが登壇するイベントで村田さん(村田敦氏・前ゼロフィールド代表取締役、現Qasee株式会社代表取締役)に会って、一緒にやらないかと声をかけられました。
