アクロニス・ジャパン代表 川崎哲郎氏に聞く(1)
企業防衛はセキュリティ視点からサイバープロテクション視点へ

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取材・構成  土田 修
IT批評編集部

セキュリティとバックアップを統合したアクロニスの「サイバープロテクション」

アクロニス・ジャパンに着任したのは今年(2022年)の2月21日です。アクロニスは、バックアップソフトウェアからはじまり約20年にわたって事業を拡大してきた企業です。現在は、バックアップを軸としたデータ保護にセキュリティを統合した「サイバープロテクション」を提供しています。

セキュリティとバックアップは、もともと全く違う市場で、別々のプレーヤーがいたわけですが、そこをアクロニスが風穴を開けて、サイバープロテクションというコンセプトの下に、これらをシンプルに一つのエージェントで提供していくということを進めてきています。

背景には、ランサムウェア*が猛威を振るっていることもあります。バックアップもセキュリティも、お客様の事業継続(BCP)という視点では両方とも必要なものですが、これまではそれが別の領域として捉えられていたものを、私たちは一つのベンダーで一つのモジュールのインストールで、クラウドからの管理機能によってそれを提供していこうと取り組んでいます。

バックアップソフトウェアベンダーとしても、従前からランサムウェア対策機能を提供し続けてきたのですが、それに加えて、セキュリティの機能をどんどん強化しています。最大の特長は、両方を提供しているからこそ、ランサムウェアに対する高次元での対策を提供することができることです。

*ランサムウェアとは、感染したコンピューターをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求するマルウェア(悪意のあるソフトウェア)の一種。Ransom(身代金)とSoftware(ソフトウェア)を組み合わせた造語。

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