エフセキュア、新しい調査レポートで恐喝型マルウェアの拡大を警告

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ユーザの金銭を奪う攻撃を仕掛けるランサムウェアとその他の脅威が引き続き拡大している状況を、新しい調査レポートで公表。

2015年4月23日ヘルシンキ発 - 本社発表資料抄訳


サイバーセキュリティ企業であるエフセキュアは、新しい調査レポートを公開し、無防備な携帯電話ユーザやPCユーザから金銭を恐喝するマルウェアが増加していることを指摘しています。新しい脅威レポートによると、トロイの木馬やランサムウェアを送信するプレミアムSMSメッセージなどのマルウェアは拡大を続けており、今日、デジタルの脅威の状況において注意を要する存在となっています。

合計574個あるSmsSendファミリーの既知の亜種のうち、259種が2014年の下半期に確認され、SmsSendは最も急速に拡大したモバイルマルウェアのファミリーとなりました。SmsSendは、プレミアム料金の番号にSMSメッセージを送信するトロイの木馬にAndroidデバイスを感染させることで、犯罪者に利益をもたらします。またランサムウェアも、引き続きモバイルユーザに被害を与えました。中でもKolerおよびSlockerファミリーのランサムウェアは、Androidデバイスに対する上位の脅威の1つとして確認されました。

「ランサムウェアは、暗号化やその他のメカニズムを利用してデバイスをロックし、ユーザを閉め出します。」とエフセキュアセキュリティ研究所主席研究員のミッコ・ヒッポネンは述べています。「犯罪者は、身代金を支払わなければユーザ自身のデバイスをロックして閉め出してしまうという手口で、ランサムウェアを使ってユーザを恐喝します。仮想通貨の普及によって、犯罪者がランサムウェアを使うのは非常に容易になってきており、ランサムウェアが犯罪者にもたらす利益と利便性はより大きくなっています。エンドユーザにとって、ランサムウェアは今日最も注意すべきデジタルの脅威です。」

PC上でも、ランサムウェアの検出件数は増加しており、今回のレポートで確認された上位10個の脅威にBrowlockランサムウェアファミリーが加わりました。この他に目立った上位10個の脅威には、Conficker/Downadupワーム、Salityウイルス、さまざまな種類のRamnitウイルスなどが挙げられます。これらの3つのファミリーは、上位10個の脅威の全検出数のうち、合計で55%を占めます。

また、上位10個に新たに加わった脅威で目立っているのは、Kilimファミリーと呼ばれる悪意のあるブラウザ拡張です。この拡張はFacebookアカウントを狙って利用し、意図しないコンテンツを投稿したり、情報を盗んだりします。今回のレポートでも、上位10個の脅威のうち、11%を占めています。エフセキュアによるKilimマルウェアの検出件数が増加した大きな理由に、Facebookからの協力が挙げられます。両社の協力は、昨年5月に発表されており、Facebookユーザが安全にインターネットを利用し続けられるよう支援しています*。

ヒッポネンは、サイバーセキュリティで、攻撃者の動機を理解することが極めて重要になってきていると指摘しています。それを理解することによって、特定の攻撃に決まった組み合わせのマルウェアと手口が使われる理由が明らかになります。「攻撃者の属性を知ることは、組織が自らを守るためにできる最も重要な行動の1つであると考えています。攻撃者が誰であるかを知らずに自らを守ることはできません。」

エフセキュアのWebサイトでは、脅威レポートの全内容の公開を開始しました。このレポートには、2014年下半期におけるデジタルの脅威の状況について、新しい進展、地域別の脅威、および詳細について、より詳しい情報が記載されています。

*出典:https://www.facebook.com/notes/facebook-security/making-malware-cleanup-easier/10152050305685766

詳細情報:2014年下半期脅威レポート
https://www.f-secure.com/documents/996508/1030743/Threat_Report_H2_2014

*エフセキュアの社名、ロゴ、製品名はF-Secure Corporationの登録商標です。
*本文中に記載された会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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