1位は東大。北大、京大が続く。「リモートセンシング」市場における科研費獲得金額ランキングTOP50 ~総投資額約52億円、全大学/研究機関122、516テーマから注目の研究テーマをご紹介~

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ビジネスを創る要素が、有形資産(タンジブル・アセット)から無形資産(インタンジブル・アセット)へと移行しつつある中、各企業がどのようなビジョンに沿って、人材・技術・ネットワークを獲得し、将来の新しい価値を生み出していくかが注目されています。この状況下で、アスタミューゼ株式会社(以下、アスタミューゼ)は、世界80ヵ国の研究/技術/特許/アイデアの情報とそれに関わるプレイヤー(ベンチャー、中小企業、大企業)情報を集め、各先端分野に精通した専門アナリストが分析、「2025年の180有望成長市場」という将来ビジョンを独自に定義しています。今回は、基礎から応用までのあらゆる学術研究を発展させることを目的とする競争的研究資金「科研費」(※1)に着目。将来ビジョンの有望成長市場180のうちのひとつであり、総額約52億円の科研費を獲得している「60. リモートセンシング」市場における大学・研究機関別の科研費獲得金額ランキングを発表、さらに注目すべき研究テーマをご紹介します。

(※1)科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)


※今後、 科研費獲得ランキング発表予定の市場
・  55. 車載電子機器/コンピュータ
・161. インテリジェントスポーツ・スマートスポーツ
・  69. 小型/中型旅客機

  • 総投資額約52億円、全大学/研究機機関122、516テーマ中、「60. リモートセンシング」市場における大学・研究機関別(※2)の科研費獲得金額ランキングTOP50(※3)

(※2)研究代表者が所属する大学・研究機関
(※3)2006~2015年の交付分。2016年5月時点でデータ取得

※50位までのランキングは未来を創る有望成長市場・有望企業情報メディア『astavision』上でご覧になれます。
URL: http://astavision.com/contents/news/2051?from=pt160527_1

  • 注目すべき研究テーマをご紹介

(※)敬称略
◆リモートセンシングとソーシャルセンシングの融合による被災地支援策の刷新(東北大学 越村俊一教授 他 / 2951万円)
この研究では、巨大地震・津波災害による被災地の回復力を向上させるために、被災地の被害の全容を把握して必要な支援の質と量を推計するリアルタイムシミュレーション・リモートセンシング技術と被災者の生活回復度や被災地社会の安定度を計測するソーシャルセンシング技術を高度に融合し、新しい被災地支援技術を創成することを目的としている。リモートセンシングによる津波被害状況把握手法の一般化と適用性の検討などに取り組んでいる。

◆北極域における積雪汚染及び雪氷微生物が急激な温暖化に及ぼす影響評価に関する研究(気象研究所 青木輝夫室長 他 / 2億1502万円)
この研究では、北極圏における近年の急激な雪氷融解を現在の気候モデルでは再現できないことは黒色炭素等の光吸収性エアロゾルによる積雪汚染と雪氷微生物による雪氷面アルベド・フィードバック効果の低下が原因であると考え、国内外での観測から物理過程を解明して新たなモデルを開発し、気候モデル、衛星リモートセンシング、氷床コア採掘等の研究手法により雪氷融解に対する定量的な寄与を明らかにすることなどに取り組んだ。

◆地表環境の総合理解を目指した地理空間データ蓄積共有システムの構築(千葉大学 建石隆太郎教授 他 / 1億803万円)
この研究では異なる分野の様々なデータを統合的に利用して地球環境を理解する必要があると考え、地表環境を対象として総合的に理解するための地理空間データ(衛星データ、研究成果地図データなど)蓄積共有システムを構築することを目的とされた。このシステムを用いて異なる地表環境データを重ね合わせることにより新たな問題発見や関係分析が可能となるだけでなく、複数の類似データの重ね合わせからより信頼性の高い情報が得られるようになることが期待される。

※50位までのランキングは未来を創る有望成長市場・有望企業情報メディア『astavision』上でご覧になれます。
URL: http://astavision.com/contents/news/2051?from=pt160527_2

  • 60. リモートセンシング」市場について

アスタミューゼでは企業情報・特許情報などのビッグデータ分析により、今後成長が見込まれる有望市場を「180の有望成長市場」として分類しており、そのひとつが「60. リモートセンシング 」市場です。

リモートセンシング(遠隔探査)とは、自然環境や人工物などの観測対象を、遠隔から観測・計測 する手法全般をいいます。狭義には、人工衛星や航空機などから地球表面付近を観測する技術を指すことが多く、カメラやレーダ、センサなどの観測装置を搭載した人工衛星、飛行機、気球、ヘリコプタ、ドローンなどが用いられます。観測装置は、地球上の陸域、海域、雲などが反射した、あるいは自ら放射した電磁波(光や電波)を観測し、得られたデータを解析することにより、地表の土地利用、森林、農作物などの状況や、海面の温度や色、雲の状態や雨の強さなど、様々な情報が得られます。

主な技術要素としては「陸域・海域観測衛星システム」「地球環境観測・気象衛星システム」などがあり、主な技術・製品・サービスの例としては「気象衛星 ひまわり」、「IKONOS、GeoEye」(GeoEye)などがあります。

また、この市場の主なプレイヤーとしては、三菱電機株式会社、株式会社日立製作所、株式会社パスコなどがあり、180の有望成長市場における主な関連市場としては、「9. 二次電池・キャパシタ 」「67. 気象予測・潮流潮位予測」「100. 地震対策」などがあります。

アスタミューゼでは、この市場の2015年世界市場規模を100億米ドルと推定、2025年世界市場規模を620億米ドルと推定しています。

  • 「60. リモートセンシング」市場に関するベンチャー・最先端技術などの情報配信サービス

アスタミューゼでは、新規事業・オープンイノベーションのためのデータのご提供および実行支援を行っており、大手メーカーの経営企画/CVC部門、R&D/知財部門、新規事業部門をはじめ、金融・VCなど100社以上ご利用いただいています。

その中でも情報配信サービスでは、国内700大学/研究機関・約500万テーマの研究テーマ、全世界100万社の有望イノベーター(ベンチャー・大学発VB等)情報、全世界1200サイト・30万プロジェクトのクラウドファンディング情報を180の有望成長市場毎に分類し、「注目すべき企業」「注目すべき研究テーマ」「注目すべき製品・サービスアイデア」「プレイヤー毎の競合状況」といった切り口で、タイムリーな情報をピンポイントでお届けします。

月額9万円から、新規事業アイデアの探索、新規事業実行のための投資・提携先の探索といった用途にご利用いただけます。

※本プレスリリースのファイル内に、参考資料として「アスタミューゼが定義する180の有望成長市場」一覧を記載しております。

【お問い合わせ・サンプルご請求はこちら】
◆Webからのお問合せ
http://www.astamuse.co.jp/contact/corporation/content?from=pt160527
◆お電話でのお問合せ
03-5148-7392

  • アスタミューゼ株式会社について

世界中の課題を解決し、未来を創るプラットフォーム『astamuse.com』 を提供すると共に、法人向けサービスとして、自社の課題を解決するためのイノベーションに関わるコンサルティングサービスを展開しています。

・代表者:代表取締役 永井 歩
・設立:2005 年 9 月
・所在地:東京都中央区築地四丁目1番1号 東劇ビル7階
・URL: http://www.astamuse.co.jp/

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