日本初、競売マンションの落札価格を予測する人工知能を開発、モデル精度93.6%を達成。クラウドサービスで提供開始 競売マンションの落札価格予測を、もっとスマートに。競売マンションドットコムPRO、誕生。 https://keibai-mansion.com/prolp.html

Pocket
LINEで送る

不動産系ネットサービスを展開する株式会社ユープロパティ(本社:東京都品川区、代表取締役:遠藤 栄一、以下ユープロパティ)は、このたび競売マンションの落札価格を予測する人工知能を開発しましたことをお知らせいたします。過去の落札データを元に機械学習を基盤とした多変量解析型アルゴリズム技術を用いることでモデル精度93.6%を達成しております。また、2015年9月2日(水)より、斯かる人工知能を搭載したクラウド型解析ツール「競売マンションドットコムPRO β版」の提供を開始することをお知らせいたします。

機械学習によって90%強の予測精度を達成
機械学習とは、人工知能技術の一種で、統計解析データを元に最新のデータを取り込みながらモデル自身が進化していくアルゴリズム技術です。ユープロパティは、商業用として日本で初めて(※当社調べ)機械学習を活用しての競売マンションの落札価格を予測する人工知能を開発いたしました。

従来、競売マンションの入札価格の算出作業は、一般中古市場の成約データを元にそこからリフォーム費用や税金等諸費用を差し引いての逆算的に求める手法が一般的でしたが、このたび開発した人工知能は、ユープロパティが保有する過去の落札データを統計解析して導かれた最適化数理モデルを実装することで、競売マンションの適正入札価格算出作業の効率化と高パフォーマンス化について今までにない新たなソリューションの提案を可能にしました。

クラウドサービスとして競売マンションデータ解析ツールの提供を開始
ユープロパティは、不動産競売市場における情報の非対称性の解消と競売市場参加者の入札意思決定の支援を目標に、人工知能を活用しての競売マンションの価格メカニズムやリスクプレミアムの科学的、統計的な解明、さらには競売マンション投資パフォーマンス測定のためのベンチマークの創出を行っていきます。今回、その第一弾として、人工知能のプロトタイプモデルが搭載されたクラウド型ソリューションサービス「競売マンションドットコムPRO β版、以下PRO」(https://keibai-mansion.com/prolp.html)の提供を開始いたします。

PROは、1都3県13地裁分の競売マンションの物件検索機能、過去データ解析機能、落札価格予測機能がセットになったオールインワン解析ツールです。ポータルサイト「競売マンションドットコム」https://keibai-mansion.com/)のデータソースと連動することで競売マンションの様々なデータにクラウドと統計解析のパワーを提供します。クラウドベースの多様なツールがデータの高付加価値化を推進し、ユーザの落札可能性を広げ、入札価格算出作業の効率性を高めます。対象ユーザとしては、バリュー投資、転売益を狙った国内外のエンタープライズや個人投資家を主に想定しています。有料プランは月額3万円、5万円、8万円(すべて税込)の3プランを用意、初年度月商300万円を目標とします。

 

開発時段階でのダッシュボード画面

今後の事業展開~データドリブンを駆使して競売市場の活性化を狙う~
政府は、国土交通省主体で、既存住宅流通・リフォーム市場を2010年時点の約10兆円から2020年には倍の20兆円まで増やす計画を掲げ、市場環境整備等を打ち出しています(※1)。このような中で、投資用物件、自住用物件の両面から中古マンションの1ジャンルである競売マンションへの注目度合いも今後一層高まっていくことが予想されます。

また、経済産業省は、データを核とした新たなビジネスモデルの構築による世界に先駆けたデータ駆動型社会の実現を目標として掲げています(※2)。既存住宅市場が発達している米国においては既に、政府自治体のオープンデータを活用して全米中の住宅価格情報を独自の手法で推計し地図上に可視化するイノベーションサービス「Zestimate」を展開する住宅情報プラットフォーム大手Zillow社のビジネスが、時価総額5000億円強を記録しています。今後日本の不動産関連の分野においても、オープンデータや人工知能を活用したニュービジネスは、新たなビジネストレンドとなっていくことが予想されます。

ユープロパティでは今後、クラウド時代における不動産情報産業(real estate tech)の一翼を担うことを目標に、データドリブンとwebテクノロジーを駆使することでユーザの不動産競売市場へのアクセス効率を高め、「既存住宅流通の活性化」「開かれた不動産競売市場の実現」「「担保不動産処理の円滑化」に貢献していきたいと考えます。将来的には、関西版のリリースや、円安を背景に延びている海外投資家からのインバウンド需要を取り込むべくPROの多言語化バージョンのリリースを検討しています。また、非構造化データやオープンデータを活用した予測モデルのアップデートやディープラーニング技術等の導入も視野に入れて、更なる予測精度の向上を図っていく予定です。

※1 出所 国土交通省『中古住宅流通、リフォーム市場の現状』
※2 出所 経済産業省『~CPSによるデータ駆動型社会の到来を見据えた変革~』

【会社概要】
会社名 : 株式会社ユープロパティ(http://u-property.co.jp/
所在地 :東京都品川区西五反田1-30-6モリカワビル3階
代表者 : 代表取締役 遠藤 栄一
設立  : 2010年7月
資本金 : 100万円
事業内容:競売マンション情報ポータルサイト「競売マンションドットコム」の運営
不動産関連ビッグデータと人工知能を活用したクラウド型ソフトウェアサービスの開発

Pocket
LINEで送る