日本のミュージアムの情報配信スタイルが大きく変わる!コレクション・データベース活用アプリを3連続リリース

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本年7月に創立25周年を迎える早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区)は、記念企画の第1弾として、ミュージアムのコレクション・データベースを活用したスマートフォン・アプリを3作連続でリリースいたしました。

今回リリースしたのは、全国のミュージアムが所蔵する浮世絵作品を地図で案内する「浮世絵で歩く日本の名所」、桜をモチーフにした絵画情報を配信する「桜百景」、地域の写真や風景画で街案内する「にっぽん風景なび」の3アプリです

全国の博物館に収蔵品管理システムを提供する早稲田システム開発は、今年・平成29年で創立25周年を迎えます。その記念企画の第1弾として、この3月下旬から4月上旬にかけて、博物館のコレクション情報を直接配信するスマートフォン用アプリを3作連続でリリースいたしました。これは、弊社の事業ロードマップにおける「収蔵品管理システムの情報配信プラットフォーム化計画」の一環にあたる事業として実施するものです。

浮世絵で歩く日本の名所浮世絵で歩く日本の名所

■ リリースの背景
現在、ミュージアムのアプリ、あるいは地方自治体などの観光文化情報を配信するアプリは、それぞれの館(機関)が独力で構築・運用するスタイルが主流となっています。しかし、各館(機関)のコスト負担がかさみ持続可能な運営環境の確保が困難な上に、アプリ利用者にも個別のインストールを強いることになるため、ダウンロード数が伸び悩むケースが頻発しています。
そこで、収蔵品管理システムを通じてミュージアムの情報インフラの整備を使命とする弊社では、多くの館・機関で共有できるオムニバス(相乗り)スタイルのアプリ運営の仕組みを考案いたしました。 

 

■ アプリのポイント

にっぽん風景なびにっぽん風景なび

今回リリースした3つのアプリは、いずれも弊社が提供するクラウド型収蔵品管理システム<I.B.MUSEUM SaaS>のサービスに含まれます。各アプリは「弊社が提供するクラウドサービスの機能の一部」となるため、<I.B.MUSEUM SaaS>の月額利用料(3万円)以外の追加料金は一切かかりません。アプリの構築並びに維持に関する費用は完全に「ゼロ」となり、ユーザ館(機関)はアプリ開発費・維持費の負担から解放されます。

クラウドサービスの<I.B.MUSEUM SaaS>では、現在200を超える館(機関)が同じシステムでコレクションデータを管理しています。つまり、「各館が同じアプリで情報を配信する」ことになるため、多くの館・機関の情報をひとつのアプリに集約できるコレクションデータ配信のプラットフォームとなり得ます。この仕組みは、博物館の情報発信スタイルを大きく変革するものです。

コレクション情報の配信には、日々の管理業務でデータベースに登録した収蔵品データをそのまま活用できます。システムに管理用のデータが登録されていれば、アプリ用に新規で原稿を起こす必要はありません。配信したい情報を選ぶだけのイージーオペレーションですので、人員的に余力がない小規模ミュージアムでも運用可能です。また、アプリはテーマ単位で増えていく予定ですので、複数のアプリを通じての情報配信も容易に可能となります。

桜百景桜百景

さらに、アプリ利用者側も、お好きなテーマのアプリをダウンロードすれば複数の館の情報を得られるようになります。参加館が増えれば、館個別のアプリをダウンロードする必要がなくなり、利便性は大幅に向上します。

■ 今後の展望 ・
弊社では、この複数ミュージアムによる共有型アプリを、さまざまなテーマを設けながら継続的にリリースする予定です。今回は、主にスマートフォンが持つ位置情報の表示機能を活用する仕組みを採用いたしましたが、今後は古文書や動植物の標本など、他方面に拡大して参ります。

自社運営によるシステムとの連携型アプリの展開は、弊社が推進する「ミュージアム収蔵品管理システムの情報配信プラットフォーム化」の一環として位置づけております。今後もミュージアムのコレクションが持つ魅力がより多くの人に伝わる仕組みづくりを推進して参りますので、どうぞご注目ください。

【参考】I.B.MUSEUM SaaS とは
全国で200館(機関)を超えるミュージアムや自治体にご採用いただいているクラウド型収蔵品管理システムです。この導入数は事実上の「業界標準」と言える規模で、登録されているコレクション総数は約750万件、インターネット上で公開されているデータ数は約250万件と、圧倒的な実績を誇ります。 

ポケット学芸員ポケット学芸員

今回の3アプリは、2016年4月にリリースいたしました「ポケット学芸員」※の続編となります。アプリは今後も数を増やしていく予定ですので、最終的には「多数の館が多くのコレクションを配信するプラットフォーム」に育てていきたいと考えております。

※ポケット学芸員:ミュージアムの展示について音声や静止画、動画、文字などで案内するガイドアプリ。利用可能ミュージアム25館、ダウンロード数約15,000件(平成29年3月末現在)。 

【参考】各アプリの詳細はこちらから
アプリ事業全体について:http://www.waseda.co.jp/products/appli.html
浮世絵で歩く日本の名所:https://lp.jmapps.ne.jp/ukiyoe/
桜百景:        https://lp.jmapps.ne.jp/sakura/
にっぽん風景なび:    https://lp.jmapps.ne.jp/fuukei/

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